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スコアアップのための状況別レッスン

Vol. 05

グリーンエッジからの寄せ。

  • Posted by SWEEP
  • June 11, 2009 02:28 PM

ボールは、グリーンをわずかにこぼれたところ。エッジにあります。初心者は、ここからカップ近くまで寄せられれば、スコアアップ間違いなしです。確実に1パット圏内に寄せるには? 今回は、中・上級者用の対処法も教えてもらいます。

パターで転がすか、PWでのチップショットか?

パー4ホールの第3打。いい当たりでしたが、編集部員Mのボールは、やや大きく、グリーン奥のエッジまで転がってしまいました。

「グリーンに止まっていれば、パッティングになるからボギーでおさまりそうなんですが、こういう状況になると、ここからまだ3回打たないと終わりそうもないんです。寄せて1パットでホールアウトできれば、もっともっとスコアがまとまると思うのに...」と部員M。

★細内インストラクターのチェック&レッスン
「グリーンをはずれたからといってパターを使ってはいけないなんてことはありません。むしろ、こうした状況では、まずパターで転がせないか。それを考えるべきです。グリーンまでの芝生が短ければ、パターで転がすのが最も確実ですから。芝生が長くて、パターでは無理だと思ったら、その芝生を越えるだけボールが上がり、あとは転がっていくショットをイメ−ジしましょう。PWとか9番アイアンを使います」

PWを手にした部員M。アドレスしたところで細内インストラクターからのチェックが入りました。
「この状況では飛ばす必要はないので、もっとボールに近づいて。体も起こしてください。パッティングの延長だと思えばいいんです。パターでストロークするつもりで構えましょう。OK。それで長い芝生を飛び越えるのに十分な高さで打ち出されます。ロフトが仕事してくれますから、自分で上げようとしないでください」

「グリーンエッジからの寄せ。この場合のチップショットでは、パッティングと同じようなアドレスでボールに近づき、体を起こして構えます。そして、ボールを上げようとせず、パターを持っているつもりでストロークしましょう。PWや9Iのロフトがボールを上げてくれます。ちなみに部員Mのこのショットはカップの縁で止まってしまいましたが、楽々カップインのボギーでした。

中・上級者でも、それを許される状況ならできるだけボールを上げないで
SWよりAWやPWでピッチ&ラン

プロギアスタッフの平野貴子さんは、このホールピンまで30ヤードほどのアプローチを残し、手にしていたクラブはSWでした。高いキャリーボールでピンの根元付近を狙うイメージだったようです。さすが...技を持っています。さて、結果は、3メートルほどショートしてしまいました。

★細内インストラクターのチェック&レッスン
「さすがに平野さん、打ち方は文句なしです。でも、さらに上のレベルを目指すなら、ちょっと注文をつけたくなりますね。状況を確認しましょう。ボールから手前グリーンエッジまで15ヤード。エッジからピンまでも15ヤード。ボールとエッジの間には何の障害物もありません。これなら30ヤードのキャリーボールを打つ必要ないでしょ。15ヤードだけキャリーさせて、あとは転がっていくようなショットの方が、寄る確率がずっと高くなります。SWでなく、AWかPWを使いましょう。スウィング幅が小さくて済むからボールをフェイスの芯で確実にとらえやすい。距離のばらつきが少なく、スコアメイクにも無駄がなくなると思いますよ」


SWからPWに持ち替えた平野さん。コンパクトなスウィングからボールは低く打ち出されてエッジから2メートルほど先のグリーンに乗り、そのままピンそばへと転がり寄っていきました。

平野さんのピッチ&ランを正面からみたところです。大きく振る必要がないのでスタンス幅は、狭くてよく、体重移動も不要です。「SWで高く打ち上げるより、こちらの方がコンパクトでシンプルな動きになるので、ミスしにくく、寄る確率が高まります」と細内インストラクターはアドバイスしていました。

次回は、ロングパットを2回でおさめるための初心者へのレッスンと、もうひとつ、ラウンド中に突然ドライバーショットが当たらなくなってしまった平野さんへの応急処置法です。お楽しみに。(つづく)

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